Google八分が怖い

今度、自分のサイトをFlashをメインに使ったサイトにリニューアル
しようかと思っている。

とはいえ、様々なweb閲覧環境を考えるとAll Flashでは厳しい
ことは認識している。
そこで、プラグインの有無かブラウザの種類を判別して、確実に
Flashを閲覧できる環境であればFlashバージョン、そうでなければ
ごくシンプルなHTMLとして表示しよう、と考えた。

つまり、IEなどで見た場合と携帯端末などで見た場合では、全く
違うルック&フィールのページが表示されるわけだ。
ただし、閲覧できる情報自体は全く同じ(同じデータベースから
取得するから)。

この方法をとった場合、検索エンジンのrobotが来た場合には
解析しやすいHTMLが表示されるため、SEO的にも良いのでは
ないだろうか、と思っていたのだが・・・


ITmediaニュース:BMWとリコーの独サイト、SEO対策問題でGoogle検索から削除
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/07/news003.html

これを見て少し不安になった。
ユーザーを騙すようなことに関してはGoogleはかなり細かく
チェックしているようだが、今回のようなケースが検索エンジン
スパムと誤認識される可能性はないのだろうか。

今回はユーザーエージェントを調べて出力するHTMLを変えるだけの、
単純な処理。
クライアント側で(JavaScriptで)振り分けるわけではないので、
Googleのロボットにはそもそも気付かれない可能性が高いとは
思う。でもやっぱりちょっと不安。

Googleの規約にある「ユーザーを欺いたり、検索エンジンに対して
ユーザーに表示するのと違うコンテンツを提示してはならない」
というルールがどこまで厳密なものなのか。
やってみないとわからないが、少なくとも俺は「邪悪なこと」を
したいために今回の細工をするわけじゃないので、まあ大丈夫
だろう。たぶん。
http://labs.cybozu.co.jp/blog/akky/archives/2005/12/google_10.html