最近観た映画(DVD)

Ray

レイ・チャールズの伝記映画。本人も関わったらしい(完成前に亡くなっちゃったけど)。
純粋に「いい人」として描いていないのはエラい。


伝記って事実の物語だけに、そんなにきっちり起承転結がつけられるものではないはずのものなのだけど、そういう制約の中で長丁場を飽きさせずに観れたのは、とにかく「音楽の力」なのだろう。
観終わったら、来年の旅行先をNYにしたくなってきた。

13F

前知識ゼロで観たのだけども、実は結構最近の映画だったのね。
まさか1999年の作品とは思わなかった。
仮想現実を扱った作品で、今時ワイヤーフレームとかCUIで仮想現実感を表現していたので、これはきっと80年代ぐらいの映画だと思ってたw


まあビジュアル面はともかく、内容はなかなか面白かった。
俺が世界中を歩いて回りたい理由って、「ちゃんと繋がっている世界」として世界を感じたいからなんだよな。
正直、飛行機でいきなり香港だのバンコクだのカルカッタだのに行っても、なーんか超巨大なセットの中にいるような嘘臭さがあって、いまいち現実感のない時があった。
そんなことを思い出す作品。


まあ嘘の世界なら嘘の世界なりに、楽しければ俺は別に構わん。
いきなり電源切られるのはご免だけどw

CASSHERN

よくデビルマンと比較されるが、監督が作りたいもの・伝えたいことがちゃんとあって、真剣に作っている時点で、あれに比べれば50倍マシ。
流石はPV出身の映像作家。6億でこれだけのクオリティの映像を作れるのはすごい。


まあでも、結果的に出来上がったものは凝り過ぎてわかりづらくて自己満足っぽいものではある。

フライ,ダディ,フライ

娘をひどい目に遭わされたダメ親父が、間違えて乗り込んでしまった先の高校の生徒の協力のもと猛特訓、という、実にわかりやすいお話。
GOOD LUCK!!での堤真一がいい感じだったので観てみた。
意外にも、V6の岡田准一って人がとても雰囲気のある演技をしていた。

海猿

海上保安庁のレスキュー訓練生のお話。
これもものすごい王道な展開だった。
王道はいいけど、会話の至るトコロに死亡フラグを漂わせるのはちと勘弁。
少しはヒネれや、と。

ネタバレになるのでこれ以上は言わないけど。