恐怖
年末に髪を切ってきた。
夫婦でやっているのだが、親父さん側が切ると角刈りっぽく
され、おかみさん側が切ると漫画眉にされるというなんとも
一長一短な床屋。今回は親父さん側に当たったので微妙な
角刈りに。
で、年が明けて今日、ふと鏡を見ていたのだが。
なんか微妙に剃り込みが入っているように見える。
しかも片側だけ。
「・・・?」
まじまじと見てみる。
床屋にしては腕が悪いなあ。バランスが取れない切り方をする
なんて。
「・・・?」
でもここ、うぶ毛しか生えてないよな。床屋行ってから10日
ぐらい経ってるのに。
「・・・!?」
ま さ か 。
その後、片側だけが先に進行する禿もありうることを確認。
数年後の正月に初日の出芸を披露する自分を想像して
プチ鬱になりました。
三十歳を越えても白髪が1本もないから安心し切ってたら、
予想外の展開だ。
まだ誰も気付かないレベル。
自分でも「ひょっとしたら気のせいかも」とすら思う。
だけど、覚悟は決めとこう。
進んできたら坊主にしよっと。
・・・禿げる家系じゃないはずなんだけどなあ。